そして昼休み、珍しく古典の参考書を先生に借りた私がそれをパラパラと捲っていると廊下が急に騒がしくなり
「大変だぁぁぁ!!」
と叫び声と共に転がり込んできたのは、あれから1ヶ月以上たつのにいまだに真っ青な頭の中山。
「あれ?居たの?」
ずっと姿が見えないから帰ったのかと思ってたけど、どうやらどっかでサボってただけらしい。
「なんだよ、うるせーな」
中山の席に座っていたアッキーが迷惑そうな声を出すが、まるで中山には届かずゴリラのテンションはマックスに達していった。
「晴海先輩ッ!りゅりゅりゅ……留年だって!」
と叫びながら。
「う……そでしょ?」
最初に声を出したのは私。嘘でしょ?テルさんだけでも恐いのに、晴海先輩まで?お手々繋いで同級生?嘘でしょ?嫌だぁぁぁぁ!
さらに
「マジ?2年目かよ」
そう呟いたアッキーの胸倉を『2年目ぇぇぇ!?』と掴んでしまった。
「大変だぁぁぁ!!」
と叫び声と共に転がり込んできたのは、あれから1ヶ月以上たつのにいまだに真っ青な頭の中山。
「あれ?居たの?」
ずっと姿が見えないから帰ったのかと思ってたけど、どうやらどっかでサボってただけらしい。
「なんだよ、うるせーな」
中山の席に座っていたアッキーが迷惑そうな声を出すが、まるで中山には届かずゴリラのテンションはマックスに達していった。
「晴海先輩ッ!りゅりゅりゅ……留年だって!」
と叫びながら。
「う……そでしょ?」
最初に声を出したのは私。嘘でしょ?テルさんだけでも恐いのに、晴海先輩まで?お手々繋いで同級生?嘘でしょ?嫌だぁぁぁぁ!
さらに
「マジ?2年目かよ」
そう呟いたアッキーの胸倉を『2年目ぇぇぇ!?』と掴んでしまった。