軽いパニックと目眩に襲われている私の横でアッキーが
「んで、ジョーカーを動かすために金でも賭けたんスか?」
のほほんとした声で鋭い突っ込みをする。
「おぉ、鋭い。つうか、賭けてる事を話しただけだけど。“黒田が退く”に俺と中山が賭けて、テルは“高藤の自爆”。だから、コレ」
すんなりと悪びれもしない物言いに、さすがに私のほうがドギマギしていた。
いつか隣から『てめぇ!』って地響きが聞こえるんじゃないかって。
けどそんな事になるハズがないって感じで5千円札をヒラヒラさせる晴海先輩。
「……相変わらず嫌な性格してますよね?」
アッキー?そんな事言っちゃうの?
「んで、ジョーカーを動かすために金でも賭けたんスか?」
のほほんとした声で鋭い突っ込みをする。
「おぉ、鋭い。つうか、賭けてる事を話しただけだけど。“黒田が退く”に俺と中山が賭けて、テルは“高藤の自爆”。だから、コレ」
すんなりと悪びれもしない物言いに、さすがに私のほうがドギマギしていた。
いつか隣から『てめぇ!』って地響きが聞こえるんじゃないかって。
けどそんな事になるハズがないって感じで5千円札をヒラヒラさせる晴海先輩。
「……相変わらず嫌な性格してますよね?」
アッキー?そんな事言っちゃうの?