「黒田、てめぇ……」
ほらみろ!
ベッドからの重低音に背筋が寒くなり、『看護婦さ~ん!』と飛び出そうと立ち上がった私の腕をアッキーがギュッと掴む。
「マコ。ミサキがすげぇ笑顔になる時ってな──」
ギュッとアッキーの腕を掴む力が強くなった気がした。
「お前から電話が来た時だよ。マコ、お前の電話にだけだ、あんな顔すんの」
「……………」
「……てか、だからお前は一生あの顔は拝めないってわけだ。ざまーみろってんだ」
アッキーを睨んでいた高藤の目がゆっくり細くなり眉間のシワが消えていく。
『一生だぞ!お前一生見れねぇんだぞ!!ずっとだぞ?あー、かわいそー』と“一生”を繰り返すアッキー。
アッキー……。
もう大丈夫だと思うよ?
さすがの天然マコ様にもそこまで言えば通じてると思うよ?
アッキーがミサキと何も起きなかったって事。
それから……
改めて、2人に別れて欲しくないって思ってる事。
ほらみろ!
ベッドからの重低音に背筋が寒くなり、『看護婦さ~ん!』と飛び出そうと立ち上がった私の腕をアッキーがギュッと掴む。
「マコ。ミサキがすげぇ笑顔になる時ってな──」
ギュッとアッキーの腕を掴む力が強くなった気がした。
「お前から電話が来た時だよ。マコ、お前の電話にだけだ、あんな顔すんの」
「……………」
「……てか、だからお前は一生あの顔は拝めないってわけだ。ざまーみろってんだ」
アッキーを睨んでいた高藤の目がゆっくり細くなり眉間のシワが消えていく。
『一生だぞ!お前一生見れねぇんだぞ!!ずっとだぞ?あー、かわいそー』と“一生”を繰り返すアッキー。
アッキー……。
もう大丈夫だと思うよ?
さすがの天然マコ様にもそこまで言えば通じてると思うよ?
アッキーがミサキと何も起きなかったって事。
それから……
改めて、2人に別れて欲しくないって思ってる事。