「アキくん…隣はどちらさん?」

「あ、えっと…彼女!」

「アキの彼女の鈴木カナです」



彼女…アキの彼女…



「へえー!アキくんやるじゃん!」

「うっせ!」

「モテる男は違うねえ~!ねっサナ!」


「…へっ?!あ、うん!」

「つか、俺らもう行くから」

「あっじゃあ失礼します」


とアキの彼女は言って
アキの背中追いかけて

笑ってて、


それから


手…つないでた