ウチに着いてカバンを放り投げると
制服のままベッドに倒れこむアタシ。

汰壱………。
今日、一緒に居たかったよ。

本当だったら今頃、
2人でここに居たのに。

なんで別の女の所に行くの?

アタシは、あなたの何?

"お前は俺のモノ"

突然、汰壱の言葉が脳裏に蘇る。

アタシは汰壱の"モノ"?

彼女じゃないの…?

自惚れてたのはアタシ?


ねえ汰壱……

教えてよ。


アタシはもう

分からないよ………