……純がいなくなる1年前……

「あっついょぉ~。」

「…うっさいなぁ。
歩け。ちゃっちゃと歩け。」

「……暑いよ?」


私と純は幼馴染みで
いつも一緒にいた。

私に冷たくて、ツンッとしてる。でも優しくて守ってくれる。

そんな君を大好きだったなんて言わなくても分かるよね。