お墓に来る度、
胸が痛くて
どうしようもない。

でも行かなきゃ
もっと胸が痛くなる。


「お待たせ!!」

「ううん。待ってないよ!!」

「そ?……じゃ行きますか?」

「うん!!」


狭い道を通って、
純のお墓に行く。

もう目をつぶっていても歩けるくらい歩いた。


……また来ちゃったよ。