「ぉぅ。お前の分まで生きて立派な陶芸家になってやるよ。だからお前も俺のこと忘れんな。」


そっと耶恵の身体を引き寄せて最初で最後のキスを交わした。

「ぁりがとぅ。太一。さようなら。」


耶恵は消えていった。

耶恵のぃた時間は俺にとってかけがえのないものだと耶恵自身に気付かされた。


耶恵の分まで生きて耶恵の分まで幸せになるよ。
だから耶恵ぃっまでも俺を見守ってぃてくれ。