「・・・もしもし純理さんですか?」 あれ?真?あきらかに真以外の他人の声がした。 「こちら山之辺総合病院ですが・・・」 やっぱり。 やっぱりか。 あたしの予感はズバリ的中。 「どうしたんですか?・・・真はっ?」 それでも冗談だと言ってほしくて。 熱が出たからとかありえない答えが聞きたくて。