舞台公演を観た翌日の夜。 いつもは寝付きの良い俺だけど、珍しく中々眠れずにいた。 疲れてるのか? いや、昨日の初デートで、疲れなんて吹っ飛んだ筈。 俺は取りあえず、ベッドで横になり、自然に眠くなるまで目を閉じる事にした。 昨日の美雪と過ごした時間を回想していると、気持ちが落ち着いたのか、少しずつ意識が遠退いていった。 ☆ ☆ ☆