俺が立ち止まると、弥生も俺の横まで来て立ち止まった。

俺は弥生を見た。

そして言った。



「俺は弥生の傍にずっと居る……生涯共に生きる事を誓うよ」

「……真佐志……」

「だから、おまえも俺の傍から離れるなよ?」



弥生の瞳がウルウルしていた。

でも。



「うんっ! もちろんっ!」

満面の笑みで頷きながら、弥生はそう言った。