真央SIDE


う゛ぅ


目を開ける。

頬がぬれていた。


はぁ~。


ため息をつく

空は 淡いオレンジ色。

霊安室を出たときに

見た空の色だった。


ふぁ~

大きな欠伸をする。


夢の中で

「好きだよ 旬」

と告白をした。


「俺も」

そう 想いが伝わった。


あくまで 夢の中だ。