少し 蒸し暑い。

空には きらきらした

天の川が

かかっていた




真央の頬には

一筋の

涙が伝っていた。


そして


「好きなんだ。君のことが」

かすれた声でつぶやく。


どういうことだろう。

寝言みたいだ。


夏なのに

手が冷たい

真央のてを

つなぐ