眠りにつくときも、小さなシングルベッドで一緒に寝ていた僕たちは 何度目かの夜に肌を重ね合った 別に恋人同士だと宣言した訳でもないし 好きだとか嫌いだとか言いあった訳でもない 僕らは若かったし それが普通のことだったように思う