そんな風にして勝手に転がり込んだ僕を

半分困ったような

半分おかしいような

切れ長の優しい目で彼女は迎えてくれた


その日、彼女の部屋ではテレビドラマが流れていた 

最終回らしい

ドラマを観たことなかった僕に

彼女が細かく今までのあらすじを教えてくれた