『ちーっす』
『あら?早いわ…ね』
あたしを見るなり、固まった女性。
この間の人だ。
『どうしたのっカワイ子ちゃんっ?』
『着替え貸してやって。あと…』
『あー、わかった。任せてっ』
『頼りんなりますオーナー』
(オーナー?)
『ほら、まず顔洗いなさい』
『あ、すいませんっ』
『それからコレ着て。で、メイクしましょう。それから…』
(楽しそう…)
『ふふっ』
『あ、の…マコト先輩は…』
『なぁに?』
『どうして…』
どうしてこんなに
あたしのために?
あたしを変えてくれたのはなぜ―…?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…