『いーんじゃん?誘われたんだろ』



昼休み、屋上で居眠りをしていたマコト先輩を発見。


『けど…』



『お前が認められたって証拠だ』



(そんな風にアッサリ言われると
なんだか寂しいよ…)



『それとも、止めてほしい?』



(――…っ)



『行くな!俺の傍にいろ!なーんてな』



クスクス笑う先輩に、なぜか腹が立った。

(バカにしないでっ…)



『もういいよ。ベーッだ』


おもいっきり舌を出して、屋上のドアを閉める。


(マコト先輩のわからず屋っ…)







『―…言えるかよ…』