なんだこの状況
目の前には兵士さん(よくみたらかなりいい顔してるしっっ)
後ろには一国の王子って
夢ではないね
だって、私こんな想像力豊かじゃないもん。
「まあ、落ち着かないのもあるだろう。
少しゆっくりしていればいい」
王子に促されるままポスンと何かに座った。
「王子」
「何だよ」
王子の腕が後ろから抱きつくみたいに私の肩を抱いている。
どうゆう状況?
「なっ何やってんの!?」
腕を掴んで離れようとしても王子の力は強くて敵わない。
やだやだ助けてッ
切に兵士に目を向けると無表情の兵士が目を反らした。
お、おまああああυ