イ「あ~、今日バイト行きたくない~。」
ゼ「苺は雑貨屋だからそんな混まないだろ。居酒屋は混むぞ。絡まれるし。」
イ「居酒屋じゃなくてよかった。あ、ランドの日バイト入れないようにしなきゃ。」
苺は携帯を出しで
予定を打ち込んでいた。
『あ、私も。忘れちゃう。』
カーディガンのポケットに
手を突っ込むと、
…携帯がない?
すかさず鞄の中をチェックする。
ん~…ない。
善に行動の一部始終を
見られていたみたいで、
ゼ「恋もしかして携帯忘れたの?」
『取りにいかなきゃ!』
イ「なんで携帯忘れられんのよ~。」
ゼ「仕方ねえ、抜けてっから。」
『あーっもう!ごめん、2人バイトでしょ?先に帰ってて!』
イ「はいはい、気を付けて~」
ゼ「明日な~」
2人は手をひらひら振って帰っていった。
携帯忘れるなんて、
本当抜けてる…。
早くとりに行こう。