すごい複雑な顔。
なにか考えてる。
眉間に刻まれた線。

それに初めてこんなに
間近でみた顔。
絶対どこかで見たことある。

…なんで？


ｾﾞ「…恋！手汗やべーよ！拭いとけ～。雄飛こいつ見た目派手だけど中身平凡なんだ。ほら握手！」

『手汗は納得だけど、後半はどういう意味!?』

手を拭きながら
善を睨み付けて言った。

善が私と雄飛君の手を握らせた。


ﾕ「悪い、誰かに似てて。」


『あっ、うん全然大丈夫！』


気になるけど、
そんな深く突っ込むほど
まだ仲良くないし…。
今度聞いてみよう。