なんで忘れてたんだ…。
そんな後悔と焦りが
押し寄せてきたけど、
恋の前でそんな態度はとれない。

落ち着いて、
恋にも、大丈夫だ。
と想いを込めて、
頭にそっと手を乗せる。


震えは収まったけど、
栗色の瞳は
寂しげに揺れた。


…今度は
孤独を感じてるのか…?