もうおしまいかもしれない・・・・・
自分だけが盛り上がって、バカみたい!
かほは、軽はずみにあんなメールを送った自分を悔やんだ。
こんなことで終わらせたくない…
冷静になり
『そうだね。もういいよ・・・・
ごめんね。私が悪かったよね。
怒ったワケじゃなく、恥ずかしかっただけなんだ…』
と素直に謝った。
だが気まずさがしこりとなって
かほの心に残った。
よしきは17の時、田舎を出て一人暮らしをしていた。
だから、ホテルに行ったことがない…
というのも、まんざら嘘ではないのだろう。
そんなことを考えながら
かほは複雑な思いで眠りに落ちた。