準備をして蓮の元へ向かう。




「おまえさ、今日うち来んの?」


「もちろん!なんのために私が部活入らなかったと思ってんのよ。」


「そーだよな(笑)」




蓮はフッと笑ってそう言った。




「毎日稽古して蓮を絶対見返してやるんだから!」


「はいはい(笑)」




私は蓮に勝てないから蓮のことは嫌いだけど、こうやって帰ってるときとかの自然に話せるこの空間が結構好きでもある。




まあ、一応幼なじみだし悔しいけど柔道や空手をやっているときな蓮は少し尊敬している。




負けるけどその度に技とか収穫は大きい。




唯一まともに話す男子だしね!




それを梨華に話すと、矛盾してるとか言われるんだけど(笑)




でも本当にそういう意味では蓮といると落ち着ける。




まあ要するに楽ってことかな?(笑)