『静香を裏切れない…』






あの言葉がグルグル頭に
回って離れない…


それほど遥斗先輩にとって
静香さんは大事な存在なんだ








そしてそんなことを考えてるうちにテストも終わっていた…





「ぎょぇぇ!!!!!!
木田それはなんだ?」

「なっなんですか?
testですよ…
どうせひどい点数って思ってるんでしょっ……」

「うん」




即答かよ…

こんな名門校に奇跡的に
受かってもtestまでは
ついていけないよ…






「25点…赤点じゃん…」

「南先輩言わないでください…余計落ち込みますよ」

「プッ…部活出来んの?」

「テストになんかに負けてたらこの先やって行けませんよ!!!」

「まぁ…せいぜい頑張りなっ…」



ポンポン