「くっそ…」

本当なら今すぐ出ていきたいが、
そんなことをしたら
どうなるかは目に見えて分かる。

もう会話を聞くのを諦め、
会話が終わるまで待つことにした。

”後からどんな話だったかきこう”

そう考えながら
うりは目線をもう一度、
携帯ゲームに戻した――...