「あの子か…」

うりは布団の中で
携帯ゲームをしながら呟く。

「そういえばさ、
今日の朝、鐘が随分なってたけど…」

「あれね、
ん~…なんていったらいのかな…」

まどかはそういいながらも、
ももにその理由を
話し始めたようだった。

小さい声だったため、
布団に潜りながら聞いている
うりにはその声は聞こえない。