私は慌てて、ベッドから落ちるようにして降りてそのまま上靴をはく。 「………。」 先輩を見てみると、もう寝息をたてて気持ちよさそうに寝ている。 いま思えば、何で先輩が私の寝ていたベッドに寝ていたんだろう?? さっきの状況を思い返して、また真っ赤になった顔を隠しながら保健室を出た。