家に帰り、ベッドに倒れこんで今日の事を思い出した。
朝あんなことがあって・・・。
雑巾がけして・・・。
尾崎君と友達になって・・・。
さっきはかくかくしかじかで・・・。
かくかくしかじか・・・。
「はあああ・・・」
思わず溜め息が出る。
明日から絶対何か言われるよお。
神崎涼達があたしを見るたびにひそひそ話したり。
あの目力半端ない女の人に睨まれたり。
どうしようー・・・。
怖いよ!!
佳耶は行動力あり過ぎるの!
はあああ・・・。
ご飯を食べている時も、お風呂に入っている時も。
こうしてベッドに入って寝ようとしている今でも、頭に浮かんでくるのはあの軍団。
あの迫力は忘れようにも忘れられない。
その中でも神崎涼は一際目立ってた気がする。
何て言うのかな、存在感?
絶対的な力を持ってる感じ。
神崎涼のこと、リーダーって呼ぼうかな・・・。
そんなことを思いながら眠りについた。