「んー…寂しがりやなとこかな?守ってあげなきゃって思う」


優しく微笑みながら話す励ちゃん。

彼女にはどんな風に笑うんだろ。


「励ちゃんの彼女、年上だろ!?しかも遠恋だし、色々大変そうだよな」


「んー…でもたまには会えるし、その分時間を大切にできるよ」


なるほど。

すげぇ大人な意見だな。




「次、誠二郎」


「俺ら、体の相性いいみたい」


サラっと言った誠二郎に、全員が固まる。


「あれ?ぶっちゃけ話っすよね?極論そこなんすけど」


た、確かに最終的にはそうかもしんねぇけど…。


「へ、変態!!」


……猛にはまだ早いよな。

かわいいかわいい猛だから…。