私は驚いて驚いて驚き過ぎて

明の腕の中で身動きがとれない



ドッキンドッキンと爆発しそうな位全身が脈を打ってる



「あ…きら?」


「ごめん雫。
でもこのまま引き下がれないよ。
せっかく再会出来たのに諦められない。」


「明…ムリだよ。
ごめん。
明には…
明には…アンナが…似合うよ!!
最近いい感じじゃん!」



サイテーだよ私

思ってくれてる人に酷い事言ってる


でも、こうでもしないと

明から離れてくれないと
どうしたらいいか分からない



私が言うと、明は腕の力を緩めて体を離した。