別れ道まで少しの距離

黙って俯いたまま少し離れて歩いた。



とても明の顔見れない。



明の気持ち嬉しい
私と同じ様に思ってくれてた事


でも答えられないことに
気持ちを言えない事で


明をちゃんとに見たら気持ちが決壊しそうで。



もう少しあと少しガマン



家に帰って1人になったら



素直に泣ける



明の気持ちを素直に受け取って



嬉し泣きするんだ




「じゃあ俺こっちだから、気をつけて帰るんだぞ?」


「うん…。
じゃあ、おやすみ…。」



やっと分かれ道

別れて歩き出そうと明に背を向ける。



あえっ!?



グイッと手首を引かれて、勢いでよろけかかった次の瞬間


明にキスをされてキツく抱き締められた。