あり?なんで?

まぁいいか
美香先輩から明離した~!



「みかしぇんぱい~あきらかりますぅ♪」



会場の脇にある控え室の様な部屋

明はドアをあけ中を覗き私を引入れる。


お酒が回ってきたせいか、急に2人になったせいか心臓がバクバク凄い音をたててる。


「そこ座って。」



私をソファーに座らせ一度部屋を出た明はグラスを持って戻って来た。



「ほら水…。」



明に渡された水を少しのむと、少し鼓動が落着く。



「大丈夫か?」


「うん。」



私が頷くと明はホッとした様に微笑み私の横に座る。


明との距離、拳1個分



「雫、酒弱いんだな。
知らなかった…。
あんまり人前で飲むなよ。」



明は微笑んだままそういって私の頭をクシャっと撫ぜる。


ヤバイよ明

この距離でこれはヤバイよ


私理性ぶっ飛びそうになるって…


ただえさえドキドキバクバクしてるのに


それ以上優しく微笑みかけないで…



「明…。」



そろそろ戻った方が良いんじゃない…?



そう言いかけた時


明が真面目な顔になった。