「ところで雫ちゃん、明と美香の事どう思う?」


「え!?どぅって…」



急に話題の人物が変って戸惑う



「遠慮しないで言っていいよ。
あの2人の組み合わせどう思う?」



明と美香先輩…

正直



「良いと思わない。
明には似合わない…と思う。
明イヤそうだもん。」


「そっか…。」



私の答えにただ頷く先輩

聞くだけ聞いて何も言わずコーヒー飲んでる。



「なんでそんな事聞くんですか?」



私は颯太先輩の瞳を覗き込んで聞いてみる。

すると先輩の瞳の奥がキラリとして頬が緩んだ。



「まぁ色々と?
俺、気になるとトコトン調べたい派なをだけど
雫ちゃんさ、笠原先生にもっと気をつけた方が良いんじゃない?」


「だから何で先生?
私的には私の目の前に居る人の方が危険人物なんですけど?」


「って…俺かよ。
じゃなくて!
アイツの学校終わってからの行動少し調べたんだ。」


「えっ先輩後つけたの?」


「そう。でも毎回一貫性が無いんだよね。
行動パターンに。
…で途中でまかれる。」


「…それって気付かれてますよね。」



先生をつけるなんて…