「いつまでも笑ってないでよぅ。
あ!そぉいえば…アンナ噂!噂聞いた?」


「………何の?」



え?聞いてないの?

あ、先生の所居たから?


だとしたらラッキー!
時間稼ぎが出来た。



「何噂って?面白いの?」



アンナはワクワクした顔で聞く。



「ううん、私もまだよくわかんないから聞いたの!」



噂の内容面白い訳ないし。



「そうなんだ~。
残念。」



1限目開始のチャイムがなりアンナは席に座り教科書を用意しだした。



先生も教室に入ってきて現国の授業が始まる。


私の頭の中は先生が朗読する詩よりも、どうしてくれようか?という作戦を考えてる。


朝一先生に相談出来なかったのはやっぱりイタイなぁ…