一気に色んな事がありすぎてややパニクる私


モヤモヤ考えながら気持ちを落ち着かせようと思いながらダッシュしていた私は、連絡通路から教室棟に行く入口の曲がり角で勢い良く
チョッピリ堅めの何かにぶつかった。



ゔっ×∴@★$◆ёぅぅ~!!!!!!


顔面に激痛が…(泣)



「いってぇ…どこ見……」



勢い良く跳ね返ってすっころんだ私が涙ぐみながら見上げた先には



「うげっ!颯太先輩…!?」



睨をきかせながら私を見下ろす颯太先輩!


あ、しまった
思わず本音が…



「まずは謝るだろう。
取りあえず…。」



ふ…不機嫌っすね…

最初の頃のスマイルはどこへ?


コレは口にしちゃマズいね。



「しゅ…しゅみませぇん…。」



鼻イタイ

絶対今の一撃で低い鼻が完全に陥没したよ。

恐るべし颯太先輩…

てゆうか、返して私の鼻…



「ったく、いつまでもねっ転がってねぇで立てよ。
ホラ。」



意外(?)にも颯太先輩は屈んで私に手を差し出した。