連絡通路から管理棟までダッシュした私は息を切らしながらドアをノックし

返事を待たずにドアを開けた。


部屋の中に居た人を見て私はフリーズ



「アンナ…?
先生…?」



え?

ちょっと待ってよ?


コレって

これまたどうゆう状況?



先生とアンナ
近くない?

先生ったら、真剣な顔してアンナの顔のぞき込みながら

頭に手のっけて?



「あっ…えと、失礼しました!」



見てはいけないモノを見た気がして私は扉を閉めて来た道をまたダッシュする。



先生…

アンナ…

アンナ?

先生?



なんで微妙な雰囲気?


エージェントの先生が、わざわざターゲットのアンナに手を出す訳ないよね?

いくらアンナがベッピンさんだからって…ナイだろう

ないよね?


だとしたらアンナが、もしかして?

いやいやいや、アンナだって明気に入ってたじゃん!?



でももしかしてアンナ、明と美香先輩の噂を聞いてショックうけて―――!!?



まっさかぁ……