それから、広幸は机の前に座った。

受験対策の問題集を開き、教科書に目を通した。





全く意味の無い行動だった。


頭の中は、姫子の下着姿でいっぱいだった。


その証拠に、広幸の股間は硬くなっていた。


時間にすれば、実際見た時間は10秒、いや5秒くらいだったかもしれない。
しかし、その姿は広幸の脳裏に強く深く焼き付いて離れなかった。


ドキドキはおさまらなかった。

広幸はベッドに横になると同時に、硬くなった自分の股間に手を伸ばした。