月日が経つにつれ、美樹と飯を食いに行く回数も増えていった。



俺はそろそろ美樹に気持ちを伝えようと思っていた…



美樹と飯を食いに行った後いつもの様に美樹を家まで送っていった。



「いっつも送ってくれてありがとうね」



そう言うと美樹は助手席から降りようとした。



俺は緊張した声で美樹を呼び止めた。



「ちょっと待って」



美樹はちょっとびっくりした顔で聞いてきた。



「何?」



「俺、美樹ちゃんの事好きなんさ…付き合ってくれん?」



美樹は何も言わず頷いて笑顔を見せてくれた。



「よかったぁ」



と俺が言うと美樹は笑いながら



「じゃまた明日」



と言い残し帰って行った。