俺は集中治療室の中にいる美樹を見て、
言葉を失った…



美樹の変わり果てた姿…

いくつもの管が通されてる美樹を見て心が痛んだ…


「幸輝くん…」



美樹の友達が泣きながら夢叶を抱いていた。



美樹の友達の話を聞くと、
美樹は青信号で横断歩道を渡っていたところを信号無視した車に跳ねられたらしい…



「なんで…なんで美樹が!」



「美樹ね…夢叶ちゃんを守るように抱いていたの…」



夢叶は奇跡的に無傷だった。