『♪♪〜♪♪〜♪』


着信:美樹


「珍しいな。美樹が仕事中に電話してくるなんて。」



俺は少し嫌な予感がしたが、通話ボタンを押した。



「もしもし」



「美樹…美樹が…」



電話の相手は美樹の友達だった。



「美樹がどうしたの?」


「事故に…あって…今集中治療室にいます…」



彼女は泣きながら喋っていた。

俺は仕事場を飛び出し、病院へ急いだ。


病院に着き、集中治療室へ走った。