夢叶が生まれた次の日、俺の父親、美樹の両親、友達、色々な人がお祝いに来てくれた。



「俺たちは幸せ者だな」


「そうだね」



俺と美樹は笑いながら喋っていた。



「コンコン、山城さん入りますよ」



ノックの音がして、看護婦さんが夢叶を連れてきてくれた。



俺は夢叶を抱っこして、父親になったんだと実感した…