美樹と付き合い始めて1年が経つ頃、美樹から妊娠の報告を受けた。



「私子供できた…」



「ほんとに?」



「うん…」



美樹は不安そうな顔で喋っていた。



「やったぁー!」



子供のようにハシャぐ俺を美樹はキョトンとした顔で見ていた。



「産んでいいの?」



「当たり前だろ!一緒に育てて行こうな」



「うん」



美樹は俺の言葉を聞いて泣き出した。