「いちいち書いてなんかいられないよ。
契約の言葉を言って、魔方陣を思い描くだけ。
それだけで力が発動して空中に魔方陣が浮かび上がるの。」
「へぇ……っ!!」
俺が物珍しげに、魔方陣を触ろうとしたとき
バチッ、って音をたてて静電気みたいなものが手を伝って流れてきた。
ビックリしてすぐに手を引いたから良かったものの…
「今、ずっと触ってたら感電したかも…」
ちょっとその状況を想像してゾッとした。
「イチ離れてっ!!」
そう聞こえてきたかと思うと、
俺はリアに後ろへ引っ張られた。
「な、なんだよ…あれ……」
リアがまっすぐ見つめる先を見れば、
魔方陣から黒に近い紫色の煙が立ち上っていた。
契約の言葉を言って、魔方陣を思い描くだけ。
それだけで力が発動して空中に魔方陣が浮かび上がるの。」
「へぇ……っ!!」
俺が物珍しげに、魔方陣を触ろうとしたとき
バチッ、って音をたてて静電気みたいなものが手を伝って流れてきた。
ビックリしてすぐに手を引いたから良かったものの…
「今、ずっと触ってたら感電したかも…」
ちょっとその状況を想像してゾッとした。
「イチ離れてっ!!」
そう聞こえてきたかと思うと、
俺はリアに後ろへ引っ張られた。
「な、なんだよ…あれ……」
リアがまっすぐ見つめる先を見れば、
魔方陣から黒に近い紫色の煙が立ち上っていた。