『こんな事1回しか…1回しか言わへんから…よう聞いといてや』


「…」


『さっきも言うたけど、雅ほど好きになったんはおらん…やから誰にも渡したくないし…渡さへん
渡すつもりもないけどなやから…

これからずっと…俺の側におってくれへんか?

昨日みたいに、毎日笑顔で迎えて欲しいねん…

これから…ずっと子供出来ても…おじいちゃんになっても…一生一緒にいたいねん…

やから…結婚してくれへん?』


「晋弥…」
晋弥の思いがけないプロポーズの言葉…