~ピン~ポン~

「はい・・・待ってぇ~」


「はい」
「こ~こあ♪おはよう!」
「おはよう。こうすけっ!」

あたしの頭をくしゃくしゃする浩介・・・
そんな浩介のほのかに香る甘くて優しい浩介の香り

こんなにカッコイイ人があたしの彼氏なんて・・・
誰が見てもつりあわない・・・・
なんか、泣きそうになってきた・・・。



「どうした?具合わるい?」

「うんん・・・。」

「なんか・・・俺しちゃった?」

「うんん・・・。なんかこんなカッコイイ人が
 あたしの彼氏でいいのかな?って・・・」

涙が出てきた・・・・

「つりあわないよ・・・」







きずいたときには・・・




浩介の胸に・・・




浩介に聞こえちゃいそうなくらいドキドキしてる・・・



「浩介・・・?イタイよ」

「こうすけ?」



「はなさない・・・。」


「・・・?」

「ここあ?可愛いよ。皆がなんて言おうと俺はここあが好き
 だから・・・こうしてんじゃん・・・。」


「こうすけ・・・。」
「ここあ?笑って?!」

この人は何でこんなに優しい笑顔で笑うのだろう・・・。


あなたの笑顔に私は何度助けられたでしょう・・・
ずっと・ずっと・・・・・
その笑顔を・・・。