今日もいつものように放課後をむかえた。


「莉香、今日彼氏さんは?」
「あぁ、今日はあきらバンドやってるんだけど、
 メンバーのうちで練習するって言ってて
 来る?って言われたけど・・・断って・・・。」
「なんで?」
「なんでって行ってほしかった?」
「うんん。ぜんぜん」
「たまには距離も必要でしょ!」
「さすが!莉香様!!!」
「私を誰だと思ってるの?!(笑)」

ガラっ

「こんにちは♪ お二人さん!」

「優くん」(莉)「優!」(心)
「どーしたの?」(莉)

「今日は莉香ちゃんにお願いがあって・・・」
「なになに!!」

「ちょっと心愛かりてもいいか?」
「ぜんぜん KOです!ど~ぞど~ぞ!!
 ねっ、こ・こ・あ~ ちゃん!」

「・・・」

「だめかな?」
「えっ・・・いや そうじゃ・・・」
「ここあ、どっち?!はっきりしなさい!」


「い・・・いいよ!」
「わりぃ・・・吉田。心愛かりるわ!」
「ど~ぞ♪」

「俺、きちんと責任もって心愛、家におくるから!」
「よかったね~♪心愛ちゃん!」
「・・・うっうん」

「さっ、邪魔者は帰りま~す♪」

「莉香・・・・・・バイバイ。」

梨香はウィンクをして出て行った・・・。