でも俺はジッと椅子に座って居た。

まぁ気になるし興味はあるが、俺が向かうまでも無い。


ソイツはここに来るだろうし?




キィー…


隣の部屋のドアが開いた。


音がした



すぐに

パタンッ

て音がした。

そのまま足音は遠くなった。



「んだよ」

つまんねぇ…





と気を抜いた瞬間、俺の部屋のドアが開いた。

キィー…



あぁ?


「わぁ…!」


振り返ると、そこには女が立っていた。



綺麗な女。
パッと見てそう言う印象を受けた。

そして俺を引き付けた…

真っ白いワンピースに、白い透き通るような肌…

パッチリした目に薄いような厚いような唇

少し桃色の頬