手首を真っ赤に染めて、蒼白い君の顔に僕は、心臓が止まりそうだった。



「先生!?どうして、こんな……」


「…………」



真っ青な顔の今まで見たことのない惣領先生の動揺した姿。



それ以上僕は、何も言えなくて……


とにかく君の手当てをした。