「俺は知らんよ。ってか舞そんな子だった?」

「だから、将ちゃんに開発されちゃったの。」

「まぁ、何にせよ気が済んだでしょ?じゃあ明日も学校だから寝ようぜ。」


俺はあくびをしながらそう言って、眠りに着こうとしたのだが・・・


「ちょっと待った。」


舞に邪魔されてしまった。


「何だよ。俺もう寝るよ。もう一回は無理だよ体もたんよ。」

「違うよ。ほら帰りに言ったやつやって。」

「帰りに言ったやつ?あぁ!あの噂か、しょうがないなぁ。」


そう言って俺は携帯を開き「THE Guardian」にアクセスをした。

まずキャラ登録をして、名前登録で俺と舞の名前を入れる。

そんで最後は・・・。


「なぁ、さっき十分抱き締めなかった?」

「それとこれとは話は別。それに『守ってやる』って言ってもらってないし。」


舞が両手を広げて俺を受け入れる体勢になってるので、俺はゆっくり舞を抱き締めた。

胸に当たる舞の胸の感触を堪能するとまたヤリたくなってしまう可能性があるので、

抱き締めてさっさと『お前を守ってやる』と言った。


「えぇっ、何それぇ!もっと頭なでなでしながらとか、言った後にキスとかないの?」


舞は明らかに不満を言っていて、このままでは収拾がつかないので、

渋々TAKE2をした。

今度はしっかりと舞を抱き締め、ご要望通り頭を撫でて、『お前を守ってやる』と言った後、舞の口にちゃんとキスをした。なんてサービスが良いんだろ俺って。


「これで満足?」

「えへへ、将ちゃん・・・大好き。」


満足していただけたらしく、舞はそれからすぐに寝てしまった。

俺も舞が寝たのを確認して寝ることにした。だけど・・・。

PiPiPi・・・PiPiPi・・・

携帯のメールが来た。無視して寝ても良かったんだけど何となく気になったので、

メールを見た。


「なんだよこれ・・・。」


そう、このメールこそが俺と舞の幸せな生活及び平和な毎日をすべて打ち砕く
あるゲーム開始の通知だった。