デカイ音と冬真が叫ぶ声が聞こえて､伏せていた顔を上げる。



するとそこには､真剣な顔で俺の机に両手をつく冬真の姿。



いや､ちょっとキモい笑顔も含むかも。



｢俺らから誘ったんやけん､ちゃんと先に行かなあかんやろ｡そうやなくても男が先に行くのは常識や!!｣



｢`俺ら'じゃねぇし｡誘ったのはお前だけだろ｡｣



逆に誘われたほうだし。








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